【みんなで復習しましょう 太陽光発電・蓄電池の基礎知識②】太陽光発電のデメリット
みなさま、こんにちは!
福島県田村市で車検・タイヤ交換・オイル交換から太陽光・蓄電池のことなら私達にお任せ!!
有限会社佐々木商店の安田です。
電気代高騰が続き、光熱費が私たちの生活を逼迫しているなかで、効果的な対策として挙げられるのが太陽光発電です。
太陽光発電は経済メリットがあり、電気代削減と売電収入を加味すると実質タダで導入できるということも!
そんな太陽光発電でも良いことばかりではないと考えられている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、太陽光発電のデメリットについて徹底解説します。
これらの情報を把握することで、トラブルを予防し、快適なスマートハウスを目指しましょう!
<目次>
①反射光問題と発電量の減少
➁補助金がおりない可能性がある!?
③雨漏りの可能性も!?
④悪徳業者
⑤パワーコンディショナーの出火
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①反射光問題と発電量の減少
まず、反射光問題です。
反射光問題とは、太陽光パネルが太陽の光を反射し、周囲の建物の窓などに光が差し込んでしまうという問題です。これは光害とも呼ばれており、ご近所の方からまぶしさについてクレームを受けるだけでなく、反射光によって部屋が暑くなり熱中症のリスクも出てしまいます。
この反射光問題は、施工前の段階でしっかりと対策を取ることが重要です。設置後になってからでは対応が遅くなってしまいますので、事前に施工業者と十分に話し合う必要があります。
反射光がトラブルとなりやすいのは、太陽光パネルを北面に設置した場合です。北向きに設置すると、反射光が近隣の建物に反射してしまいやすくなります。
また、北向きに太陽光パネルを設置する場合のデメリットとして、発電量が少なくなってしまうことも挙げられます。北向きの屋根だと、真南に比べてあまり日光が当たらないのです。
もしも北向きに太陽光発電パネルを設置したい場合、架台が必要になります。この架台を使って、南からの日光が太陽光パネルに当たるように高さや角度を調整します。ただし、架台の設置にはパネル1kWあたり約3万円のコストがかかります。また、20枚の太陽光パネルを載せると、架台を含めた重量は400kgにもなります。斜めに立てるため重心も高くなり、屋根への負担が通常よりも大きくなることになります。
このような理由から、太陽光発電メーカーでは北向きの屋根への設置をおススメしません。もしも北向き屋根に設置を検討される場合は、十分な対策と慎重な施工が必要です。
➁補助金がおりない可能性がある!?
太陽光パネルを設置すると、条件によって補助金が支給されることがあります。
しかし、業者から「補助金が支給されます」と聞いていたにもかかわらず、実際は補助金が下りなかったというトラブルが多く発生しています。
補助金トラブルの原因は、主に以下の4つが考えられます。
・業者が補助金申請を忘れていた
・業者による補助金申請に不手際があった
・対象商品外、対象価格外だった
・補助金が上限に達してしまった
経験や実績が豊富な業者なら、このようなトラブルに発展するリスクは低いでしょう。
1.施工実績があるか
2.安心して任せられる会社かどうか
3.自社HPが更新されているか
などをお客様が確認することで、業者とのトラブルを避けることができます。
③雨漏りの可能性も!?
太陽光パネルを屋根に取り付ける際には、一般的には屋根に穴を開けて金具で固定する方法が使われています。しかし、この作業においてミスが生じると、後に雨漏りの問題が発生する可能性があります。
消費者としては、業者のミスによって雨漏りが生じたことは明らかですが、中には「雨漏りと太陽光パネルの設置には関係がない」と主張する業者も存在します。雨漏りとパネルの設置との因果関係を自分で証明するのは難しいため、結果として消費者は泣き寝入りせざるを得ないこともあります。
このようなケースでは、雨漏りの修理費用を全額自己負担しなければならない可能性があるため、消費者は予期しない出費を強いられることになります。
雨漏りによるトラブルを避けるためには、事前に信頼できる業者かどうかをチェックし、保証内容に雨漏りに関する規定があるかを確認しておくことが非常に重要です。信頼できる業者と契約することで、万が一の雨漏りにも柔軟に対応してくれることでしょう。
④悪徳業者
太陽光パネルを購入する方法の一つである訪問販売は、一般的な方法です。
しかし、中には悪質な業者も存在し、相場よりも遥かに高い設備費やシステム料などが知らず知らずのうちに課されてしまうことがあります。
特に、以下のような甘い言葉には注意が必要です。もしそのような言葉に出会った場合は、情報の真偽を自分で確認することが重要です。
また、怪しいと感じた場合には、即座に決断せずに一度持ち帰るようにしましょう。営業によって事実ではない情報が示され、急いで決断させられることもあるかもしれません。
業者が名刺を渡さなかったり、太陽光発電に関する知識が浅かったりする場合は、要注意です。
トラブルを回避するためには、業者の信頼性はもちろん、契約内容や見積もりを事前にしっかりと確認することが重要です。
特に、施工後に万が一雨漏りが発生した場合に保証が適用されるのか、天災による太陽光パネルの損傷への対応策など、予想されるトラブルについて詳細に確認することが求められます。
⑤パワーコンディショナーの出火
5つ目のトラブルとして考えられるのは、パワーコンディショナーの発火です。
パワーコンディショナーは、太陽光で発電された電気を家庭で使用できる電気に変換したり、発電システム全体を制御したりする役割を果たす装置です。一般的には箱形のユニットで、住宅の内部または外部に設置されます。
消費者庁のレポートによると、約10年間の間に住宅用太陽光発電施設からの発火事故は127件ありました(2017年11月までのデータ)。その中で、消費者庁が調査した72件のうち、パワーコンディショナーや接続箱から発生した火災事故などは59件ありました。
これらの火災事故の多くは初期の施工不良が原因とされており、ねじ締め不足や施工不良によって生じた隙間からの侵入による発火が報告されています。また、施工不良以外の原因としては落下物による損傷も報告されています。
本来、太陽光発電システムは長期間にわたって利用することができるものです。リスクを減らし、長く使用するためには、信頼できる業者に依頼することが非常に重要です。
パワーコンディショナーは太陽光発電において欠かせない装置ですが、発火や故障は重大な問題です。そのため、専門の業者に定期的なメンテナンスを依頼し、常に状態を確認しておくことが重要です。安心して太陽光発電を利用するためにも、適切な管理とメンテナンスが欠かせません。
最後に
ここまで読んでいただいたうえで
「よくわからない」「手続きが大変そう」
そう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、ご安心ください!
補助金申請は弊社佐々木商店が最後まで責任をもって担当させていただきますので、お客様の負担は一切ないと考えていただいて大丈夫です。
今後も電気代が高騰していくことが予想される中で、電力会社から電気を買い続ける生活を続けていてはその影響をもろに受けてしまいます。
使用料を抑えることも素晴らしい試みですが、正直限界があります。そこで電気を自給自足する生活を実現することで、電気代高騰の波から逃れることができるのです。
具体的な方法としては、太陽光発電や蓄電池を導入することが挙げられます。
太陽光発電を導入すれば、日中の電力は太陽光発電で賄うことができます。
それに加えて、蓄電池も併用して導入することで、太陽光発電でつくった電気を貯めることができ、それを太陽がでない夜間に使用することができます。電気を電力会社から買い続けるという発想から、足りない電力のみ電力会社から購入するという考え方になります。自家消費の生活を実現することで、電気代を大幅に削減することができます。
太陽光や蓄電池のメリットは過去の記事でご紹介していますので、そちらも併せてお読みください。
■【今さら聞けない!】スマートハウスってどんな家?
https://sasakisyouten.com/archives/2370.html
■【気になる経済メリット】蓄電池導入による電気代削減はどのくらい?計算してみた! 第1章
https://sasakisyouten.com/archives/2261.html
■【気になる経済メリット】蓄電池導入による電気代削減はどのくらい?計算してみた! 第2章
https://sasakisyouten.com/archives/2263.html
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「なんとかしたいけど、どうすればいいのか分からない…」
「省エネ家電に買い替えをしたいけど、お得に導入したい…」
「太陽光や蓄電池に興味があるけど、高いってイメージがある…」
そんなお悩みがありましたら、ぜひ佐々木商店までお気軽にご相談くださいませ!本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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