【2023】蓄電池・V2H補助金準備は出来てますか?前年度振り返りあり

みなさま、こんにちは!

福島県田村市で車検・タイヤ交換・オイル交換から

太陽光・蓄電池・V2Hのことなら私達にお任せ!!

有限会社佐々木商店の安田です。

 

さて本日は、

過去に、国、自治体からもらえる補助金について記事を取り上げましたが、

2023年4月20日現在、

正式に国から2023年度予算分、蓄電池補助金の詳細情報が公表されていませんので、

本日は昨年度の蓄電池の国の補助金を振り返って、

本年度の準備に役立てていきたいと思います。

 

ちなみに、昨年2022年の詳細は下記の通りです。

2022年4月29日佐々木商店ブログ記事より。

 

1.最大58万円!国からもらえる蓄電池補助金について

 

2022年4月より一般社団法人環境共創イニシアチブ(通称、SII)より、「令和4年度 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金」(以下、DER補助金)が正式に発表されました。

 

DERとは「分散型エネルギー源」、つまり太陽光パネルや蓄電池、電気自動車等を指し、それらの設備に対して実証実験参加を条件に補助金が拠出されています。

 

前回の記事https://sasakisyouten.com/archives/2113.htmlにて、本年度の蓄電池補助金について、簡単に触れておりましたが、下記の表が令和4年度最新版となります。

 

★令和4年度DER補助金について押さえるべきポイント!

①予算額 34.138億円(※予算なくなり次第、終了となります)
➁公募期間 2022年6月1日(水)~2022年12月23日(金)12:00まで
③補助金額 補助金条件として15.5万×定格容量kWh(設備費+工事・据付費)以下の設備に対し

補助額は3.7万円×初期実効容量kWh(※実際に使用できる蓄電容量のこと)

(IoT関連機器・新規設置の場合)5万円/申請

出典先:https://sii.or.jp/DERaggregation04/uploads/R4DER_kouboyouryou.pdf

 

前回の記事で書いていましたが、概算要求の段階では補助金額は上がる方向性でした。ですが、実際は3.7万円/kWhと昨年度より0.3万円減額となりました。しかし、減額されたとは言え、まだまだ魅力的な内容となっています!

 

例えば、昨年度SIIに登録されていた機器の中で1番容量の大きい蓄電池16.6kWhの場合だと、初期実効容量は14.3kWhだったので、本年度の補助額を当てると、なんと約58万円の補助額となります。

 

当然、対象商品によって補助額(補助率)は変わりますが、昨年度に引き続き大きな額となっています。但し、DER補助金では既に太陽光発電が設置済み、もしくは太陽光発電と同時に蓄電池を設置される方が対象になります。したがって、最終的に「①太陽光発電システム」「➁蓄電池」「③HEMS」の3点が揃っていないと対象になりませんので、ご注意ください。

 

また、もう1つ注意すべき点がございます。それは「予算がなくなり次第、終了してしまう」ことです。昨年度の予算額は45.2億円でしたが、公募開始からたった2か月間で予算額に達してしまいました。

 

太陽光・蓄電池等の拡大が大変喜ばしい半面、時期を逃してしまうとあっという間に補助金が終了してしまい、貰えなかったということになりかねません。実際に、間に合わずに比較的安価に購入できる時期を逃すお客様もいらっしゃいました。

 

昨年度と本年度の補助額を比較すると、微小ではありますが減額しています。しかし設置目標金額もkwhあたり1万円下がっているので、個人の負担金額は実質減っています。

迷っているうちにタイミングを逃してしまい、毎年減額していく補助金額を眺めるしかありません。市場が拡大し続けており、国が全面的にサポートしている今がチャンスなのです!

以上、2022年4月29日佐々木商店ブログ記事より。

 

※2022年度については、補助金開始から短い期間で終了しました。(公募開始から2日で予算終了)

早めの準備をする必要がありますね。

公募開始してすぐに申請できる状態にしておくのが必須です。

 

ちなみに本年度の概算情報は下記の通りです。

①補助金名称:『蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金』
※ DER等導入事業(C事業)
②予算額:約25億円(令和5年度予算)
③補助対象:住宅用・業務用・産業用蓄電システムを新規設置者
※V2H充放電設備・エネファーム・エネルギーマネジメント機器・IoT関連機器も含む
④公募期間:交付決定日~ 2024年3月31日
※交付申請の補助申請金額の合計額が予算額に達した場合、申請受付期間内であっても交付申請の受付を終了する。

⑤補助金額:蓄電池の容量などの条件により異なる。(KWh当たり3.2千円程度)

 

詳細が分かり次第、随時発信いたします。

設置希望の方には早めの検討がお勧めします。