【案外知らない】蓄電池の運転モードを簡単に解説！お得なのはどっち？
みなさま、こんにちは！
福島県で車検・タイヤ交換・オイル交換から太陽光・蓄電池のことなら私達にお任せ！！
有限会社佐々木商店の安田です。
本日は蓄電池の「運転モード」について解説してまいります。
どの蓄電池にも主に2つの運転モードが備わっております。
1つは「経済優先モード」
もう1つは「グリーンモード」と呼ばれています。
太陽光発電を設置されているご家庭で蓄電池を検討されている方であれば、既に蓄電池の運転モードについてご存知かと思います。
ですが、固定買取期間中と終了後では、実はお得な運転モードが異なるといったコトまでは、意外とご存知でない方が多くいらっしゃいます。
そこで、本記事ではこの2種類の運転モードについて説明し、どちらがお得であるのか紹介してまいります。最後までご一読ください！
【目次】
1.蓄電池はどの電気を貯めることができるのか？
2.運転モードについて
3.買取期間中はどちらのモードがお得なのか？終了後は？
1.蓄電池はどの電気を貯めることができるのか？
運転モードを説明する前に前提知識として、蓄電池に蓄えることができる電気についてお伝えいたします。蓄電池が電気を蓄える経路としては主に下記の2つです。
①電力会社から買った電気を蓄える
②太陽光発電システムから発電した電気を蓄える
①の場合、深夜の安い電気を貯めておくことで、電気代を節約することができます。
また、②の場合は、太陽光で発電した余剰電力を貯めておくことで、電気を自給自足することができます。電力会社から購入しなくて済むということですね！
それでは、上記を踏まえて蓄電池の使い方について解説いたします。
2.運転モードについて
本記事の冒頭でもお伝えいたしましたが、どの蓄電池にも主に2つの使い方があります。1つは「経済優先モード」、もう1つは「グリーンモード（環境優先モード）」です。
メーカー・商品によってモードの名称がやや異なるケースがありますが、この2つを抑えておけば問題ありません！では、それぞれどのようなものか説明してまいります。
2.1.経済優先モードとは？
経済優先モードとは、安い深夜の電力で蓄電池に充電、蓄えた電気を朝や晩に使用します。電力使用のピーク時に効率よく利用して電気料金の節約を行うモードになります。また、太陽光で発電した電気で使わずに余ったもの（余剰電力）は全て売電していただくため、経済メリットを優先したモードになります（下記図参照）。
2.2.グリーンモードとは？
グリーンモード（環境優先モード）とは、昼間に太陽光発電の余った電気で蓄電池に充電し、蓄えた電気を夜に使用します。電力会社から電気を出来るだけ買わずに済むことができるモードになります。また、蓄電池の充電が満タンの場合、その余剰電力を電力会社に売電します。
火力や原子力で発電した電力会社の電気の購入量を減らすことができ、太陽光のクリーンなエネルギーで家庭の電気を賄うことができるため、グリーンモードと呼ばれることが多いです。
3.買取期間中はどちらのモードがお得なのか？終了後は？
上述した通り、蓄電池には主に2つの運転モードがあり、それぞれに特徴があります。端的に言えば、経済優先モードは「電気代の削減（経済メリット）を優先する」モードになります。
一方、グリーンモードは「蓄電池の充電を優先し、電力会社から電気を出来る限り買わない」モードとなります。
経済優先モードでは太陽光の余剰電力を売電するため、買取期間が残っているうちはこちらのモードがお得になります。深夜の安い電気を蓄電池に蓄え、太陽光が発電しない時間帯に電気を流すため、通常の時間帯の単価と深夜の単価の差額分、電気代を浮かすことができます。
一方で、買取期間終了後はグリーンモードがお得になります。終了後は売電単価が大幅に減少するため、売電を優先しても大きなメリットにはなりません。そのため、使わずに余った電気を蓄電池に蓄え、それを太陽光が発電しない時間帯に使用することで、電力会社から電気を買わないエコな生活を目指すことができます。
蓄電池をご検討されるお客様から「どのようにその運転モードを切り換えればいいの？」といったご質問をいただくことがあります。実はこの2つのモードはボタン1つで簡単に変更することが可能ですので、ご心配は不要です！
したがって、皆さまのご状況に応じて、運転モードの切り替えを行うことでお得に蓄電池をお使いいただけます！
ご自宅に合った蓄電池を選ぶためにも、専門スタッフに1度ご相談されるのがベストです！蓄電池の導入をご検討されている人がいらっしゃいましたら、
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