【電気料金の値上げ幅圧縮⁉】5月に値上げを先送り!その影響は?

みなさま、こんにちは!

福島県田村市車検・タイヤ交換・オイル交換から太陽光・蓄電池のことなら私達にお任せ!!

有限会社佐々木商店の安田です。

 

本日は電気料金の値上げが4月から5月に先送りされたことについて解説していきます。前回の記事では4月から値上げすると記事を書かせて頂きましたが、政府の方針で5月からとなりましたので、訂正の意味も込めて書かせて頂きます。最後までお読み頂けますと幸いです。

 

<目次>

①大手電力会社7社の値上げ申請が一旦棄却!今後の政府の方針は?

何故、値上げを先送りにするのか?

③値上げ幅圧縮で安心はできません!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

①大手電力会社7社の値上げ申請が一旦棄却!今後の政府の方針は?

 

前回の記事(https://sasakisyouten.com/archives/2635.html

)にて、電気料金の値上げについて解説しました。しかし、2月24日(金)内閣官房「物価・賃金・生活総合対策本部」にて、経済産業省は大手電力会社7社の規制料金部門値上げ申請に対して、「厳格・丁寧な審査」をすることを表明しました。以下、第7回「物価・賃金・生活総合対策本部」議事録・資料より経産省の表明分になります。

 

(経済産業省)

“・昨年11⽉から本年1⽉にかけて、⼤⼿電⼒会社7社(北海道、東北、東京EP、北陸、中国、四国、沖縄)から経済産業⼤⾂に対して、規制料⾦の改定の申請が⾏われた。

・現在、各社からの申請内容について、公聴会等を通じて広く⼀般の御意⾒を伺いつつ、電⼒・ガス取引監視等委員会の公開の審議会において審査を⾏っているところ。

・燃料費の⾒積もりや経営効率化の取組などについて、引き続き厳格に審査を⾏っていく。”

引用先:経済産業省「経済産業省提出資料」(2023年2月24日)(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bukka/dai7/siryou.pdf)(p.2)

 

その結果、3月3日「電力・ガス取引監視等委員会」は審査会合にて、値上げ幅の根拠となる為替レートや燃料(石油・石炭・天然ガス)の輸入価格を直近のデータに基づき、引き上げ幅の圧縮を目指す方針を固めました。

 

値上げする方向性は変わりませんが、政府から大手電力会社7社に対して、下記の値上げ幅を3月中に再検討するように指示しています(※)。したがって、少しは緩和されることが期待されますが、まだ詳細は確定しておりません。

 

引用先:経済産業省「経済産業省提出資料」(2023年2月24日)(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bukka/dai7/siryou.pdf)(p.2)

 

 

➁何故、値上げを先送りにするのか?

 

もちろん私たちにとっては、値上げが先送りにされることは嬉しいですが、何故先送りされるのでしょうか。先程の資料内にある内閣府提出資料「物価の動向について」(※資料9)によると、物価上昇により家計負担が大きくなっており、消費者保護の観点より、電気料金の値上げは厳しく検討しなければならないからです。

 

下記の図はこちらの政府資料から引用したものになります。さまざまな指標があるかと思いますが、エンドユーザーにとって消費支出の多くを占める「食料」と「光熱・水道」が上がり続ければ、特に世帯年収の低い家庭では大きな打撃になるため、慎重に進めるべきだということです。

 

引用先:内閣府提出資料「物価の動向について」(2023年2月24日)(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bukka/dai7/siryou.pdf)(資料9)

 

 

③値上げ幅圧縮で安心はできません!

 

値上げ幅を圧縮したからといって、値上げがなくなるという訳ではありません。まだ国際情勢は落ち着きを見せない中、燃料費の高騰も続きます。前回の記事でもお伝えした通り、東北電力の電源構成は、69%ほど火力発電に依存しております。

引用:東北電力「当社の電源構成および非化石証書の使用状況」(https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/attempt/energy/

 

石油・石炭・天然ガスの価格が国際情勢によって高騰しているため、火力発電に依存している東北電力は発電コストが他社と比較して急激に上がっています。このような状況下ですので、今後安くなっていくのはもっと先になると予想されます。

 

したがって、今後の電気代対策のためには個人でも対策を取ることが大切です。省エネ家電に買い替えをしたり、「太陽光発電」「蓄電池」「電気自動車(EV)」を導入し、家庭で使用する電力を自給自足するなど広い視野での対策が必須になります。

 

当社は「福島 省エネ家電購入応援キャンペーン!」の地域協力店に自治体から登録されています。(※2月16日の記事で詳細を記載:https://sasakisyouten.com/archives/2612.html)出来る限り電気を使わないため、そして、お得に省エネ機器を導入できるチャンスです!

 

「なんとかしたいけど、どうすればいいのか分からない…

省エネ家電に買い替えをしたいけど、お得に導入したい…

太陽光や蓄電池に興味があるけど、高いってイメージがある…」

 

 

そんなお悩みがありましたら、ぜひ佐々木商店までお気軽にご相談くださいませ!本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

〈福島県で省エネ家電・太陽光・蓄電池の購入をご検討されているお客様へ〉

ご相談・お問合せ・お見積は有限会社佐々木商店まで、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

〈対応可能エリア〉

田村市、田村郡、郡山市、須賀川市、本宮市、葛尾村その他エリアも対応。